KENOH ICUの窓辺から 2024.9.10
病院前の田んぼは一部稲刈りが始まっていますが、まだまだ残暑は続きます。みなさまお体にお気を付けください。
皆様初めまして。済生会新潟県央基幹病院(通称:県央基幹病院) 救急科 新田正和です。
2024年3月1日開院の 済生会新潟 県央基幹病院ER (KENOH ER)・重症系病棟(KENOH ICU)の運営にかかわっています。
まだ救命救急センターを名乗ることはできませんが、いずれは救命救急センターを設立させます。それまでの軌跡をこのブログで紹介します。
病院前の田んぼは一部稲刈りが始まっていますが、まだまだ残暑は続きます。みなさまお体にお気を付けください。
久しぶりに弥彦山側のベッド2床が空きましたので撮影しました。患者さんがおちついているときはベッドを動かして、弥彦山をみながらリハビリしていただいています。
先日スペイン留学に旅立っていったチェン先生のインタビュー記事が公開されました。
当院はお盆期間も通常営業でがんばります。最近重症腸炎患者さんが多くなっています。食べ物の管理にご注意ください。
病院前のスペース(イオンが建つ予定?)の雑草がすべて刈り取られました。梅雨はあけたようですが湿度はかなりたかいので、みなさま熱中症にご注意ください。
燕労災→県央基幹病院の救急科を背負って頑張ってくれている紺野先生の症例報告が掲載されました。おめでとうございます。
昨年燕労災病院で県央基幹病院の基礎を作ってくれた堀内先生の症例報告が日本救急医学会雑誌に載りました。
梅雨が明けたとのことです。田んぼの稲もだいぶ育ちました。ちなみに写真下の草を刈っている場所はイオンが建てられるようです。イオンが建っても弥彦山と田んぼは見えると思います。
ここは広くてゆったりしていて、素晴らしい公園です。近くにジェラート屋さんもあります。西蒲区ですが県央よりにて自分の中では県央地域です。アウトドア部のBBQ大会企画をここにしようかとも思っています。
本日病院救急車の試験運転を行いました。来月中の運用開始をめざして準備を進めています。
来週土曜日 8月3日に開催される新潟DIC治療講演会で、当院ER・ICUのここまでの実績と展望を発表します。ZOOMでも見れますのでお時間のある方はぜひご参加ください。以下に申し込みURL入れます。
休日に皆様お疲れ様です。運営チームの皆様もありがとうございます。
KENOH ICUメーリングリストにECMO勉強会動画 Uploadしましたのでご覧下さい。県央基幹病院関係者の方でメーリングリスト希望の方は新田までご連絡いただくか、ER・ICU課長さんにお伝えください。
現在ER診療において、すべての時間帯を救急科医師が カバーできていません。平日日勤はすべて救急科医が勤務していますが、例:7月の夜間休日は40コマ中18コマは救急科医がシフトに入っていません。特に土日・祝日は患者さんが非常に多く、シフトに入っていただいた先生方のがんばりで成り立っています。ありがとうございます。以下が皆様の頑張りの結果です。救急科メンバーを早く増やして、皆さんの負担を減らせるように頑張ります。
救命救急センター化・ICU/HCU加算取得をめざし、診療実績中間報告をまとめているところです。
ICUは先週末と打って変わり落ち着いています。ただし患者さん重症度は高く、引き続き患者さんの早期回復を目指しみんなで頑張ります。明日からのECMO勉強会もぜひご参加ください。
ICUの患者さんの重症度があがり、ECPR、V-V ECMO適応症例がでてきました。
済生会新潟県央基幹病院 救急科 令和7年度(2025年)救急科専門医、集中治療専門医取得研修コースのお知らせ(2024.9.10内容更新)
対象:
救急科専門医取得希望の先生(他科からのダブルボード取得目的の先生も大歓迎です)
集中治療専門医取得希望の先生
(専門医取得目的でない常勤医の先生は随時募集しています。救急・集中治療に興味をもっていただければ専門は問いません。)
当院の特徴:
当院は2024年3月に開院したばかりですが、前病院(新潟県立燕労災病院)時代の実績で救急科専門医研修・基幹施設を取得済みです。集中治療科専門医研修・協力施設(基幹施設:新潟市民病院)にも認定されました。
救急科に所属していただき研修を受けいていただきます。
開院6か月で地域内の救急患者が当院に集約しており、連日20~25台程度の救急車受け入れを行っています。ICUは重症度の高い患者さんの診療割合が増えており、重篤なショック症例、人工呼吸器、血液浄化法、心肺蘇生後、ACS後、重篤な心不全管理、外傷などを多数経験しています。
ECMOはV-V、V-Aとも施行可能となりました。ECPR1件、無事社会復帰されました。IMPELLAは導入していません。心臓血管外科手術/重篤な脳外科手術は行っていません。
臨床実績は増えているものの、まだ成長過程の施設です。On the job trainingとともにZOOMやYouTube限定公開動画なども利用し日々勉強会を行い知識・技術の向上に努めています。
現在救急科のメンバーは、常勤医7名、NP1名、病院救急救命士3名で、初期研修医/NP研修/特定行為看護師研修/救急救命士研修の方々が適宜メンバーに加わります。
勤務形態:
変更労働時間制を採用し、週40時間、(そのうち夜勤(17:15~翌10:15):月3回、遅番(12:00~23:00)勤務:月3回)が基本ですが、若干基本給を減らし、夜勤免除としたり、週4日(32時間)勤務への変更も可能です。みなさまのライフスタイルに柔軟に対応いたします。
業務内容:
ERとICUの診療および、一般病棟入院の救急科患者さんの診療、RRSの対応を行います。
学問・教育内容:
臨床に追われるだけでなく医学の進歩への貢献できるようがんばっています。昨年度(燕労災病院救急科名義)は、英文雑誌への症例報告1篇、国内雑誌の症例報告2篇がアクセプトされました。今後は前向き研究立案や多施設研究にも積極的に参加します。
前述のごとく、院内での救急・集中治療関連の勉強会、地域内救急救命士教育を行っています。地域MCの立ち上げ・運営にもかかわっています。
最後に:
上記のごとく研修をバリバリ行うことも可能ですが、みなさまそれぞれ人生の優先度が違います。現時点では家族を優先する、勉学を優先するなどさまざまです。みなさまの人生プランにあった研修にフレキシブルに対応いたします。
また、いい意味で田舎の病院ですのでオフの日は自然を満喫できます。救急科主催のキャンプ企画などもあります。基本のどかな感じで診療を行っています。
専門医研修目的でなくとも、すでに専門医取得で数年間子育てに重点を置きたい、自然の中で心を癒したい先生など、当院に興味をもっていただいた先生にぜひ見学だけでもきていただけるとうれしいです。
連絡先:
このブログの下段のリクルートサイト・見学希望ボタンから連絡先に飛びます。ぜひお待ちしております。
救急科専攻医学年(医師3年~5年相当+ダブルボード専攻)の先生が6名、2024年4月から新病院で働いていただけることとなりました。そこで、救急科中堅~指導医クラスの先生も絶賛募集中です。医師教育を熱心にしていただける先生、ぜひブログ下にあるお問い合わせフォームからご連絡ください。