第52回日本救急医学会総会・学術集会
明日まで仙台で開催の救急医学会・学術集会には当施設から口演1題、ポスター3題発表となります。他施設との交流や新しい知識を身につけて当院での診療水準をあげていきます。
皆様初めまして。済生会新潟県央基幹病院(通称:県央基幹病院) 救急科 新田正和です。
2024年3月1日開院の 済生会新潟 県央基幹病院ER (KENOH ER)・重症系病棟(KENOH ICU)の運営にかかわっています。
まだ救命救急センターを名乗ることはできませんが、いずれは救命救急センターを設立させます。それまでの軌跡をこのブログで紹介します。
明日まで仙台で開催の救急医学会・学術集会には当施設から口演1題、ポスター3題発表となります。他施設との交流や新しい知識を身につけて当院での診療水準をあげていきます。
さすが10/10.秋晴れになりました。夏場ほどではないですが、季節の変わり目で入院患者さんが少しずつ増えています。重症となる方もいらっしゃいます。いつものことですがみなさまお体にお気をつけてお過ごしください。
麻酔科領域では始まっていた特定行為研修ですが、ついに集中治療領域も始まりました。みんなで成長してICUを盛り上げていきましょう。
先日当院DMATチームが東北ブロック訓練に参加しました。お疲れさまでした。
大変勉強になりました。松本先生、普久原先生ありがとうございました。
先日ニュースで知った八重里越街道が三条のホームページに載っていました。すごい橋ですね。
9月から当ICU12床でHCU加算を取得できるようになりました。(話はややこしくなるのですが、実際は24時間体制でICUとしての治療をしっかり行っているのですが開院したばかりで1年間の実績がないのでまだ国からICU加算の取得を認められていません。そこでまずは取得しやすいHCU加算を取得しました。)
■ARCH Vol.08
2026年に国道開通するんですね。それまでに当施設を救命救急センターに認定してもらえるように頑張ります。
今回は番外編で数日前の駐車場からみた弥彦山の夜景です。先週はICUがすいていましたが、残念ながらここ数日重症患者さんの入院が立て続けにありICUが混んできました。やはり季節の変わり目で体調を崩される方も多くなっていようです。皆様、お体にお気をつけください。
ようやく残暑もすぎたようで過ごしやすい日になっているようです。夜間は冷え込みますので、みなさまお体にお気を付けください。この数週間はKENOH ICUはベッド数に余裕がでてきており、10月からの新体制の準備に励んでいます。
表紙は外傷再建外科で使用する多様な器具となっています。
今週は8月からのER超多忙期がようやく終えた感じです。今の医療スタッフの人数だと8月の1日20~30台の救急車を受ける状況が続くと継続困難な状態でしたので少し安堵しています。短期間かもしれませんが医療スタッフが少しでも精神的・肉体的にリフレッシュして次の波へ準備できればと思います。
病院前の田んぼは一部稲刈りが始まっていますが、まだまだ残暑は続きます。みなさまお体にお気を付けください。
久しぶりに弥彦山側のベッド2床が空きましたので撮影しました。患者さんがおちついているときはベッドを動かして、弥彦山をみながらリハビリしていただいています。
先日スペイン留学に旅立っていったチェン先生のインタビュー記事が公開されました。
済生会新潟県央基幹病院 救急科 令和7年度(2025年)救急科専門医、集中治療専門医取得研修コースのお知らせ(2024.9.10内容更新)
対象:
救急科専門医取得希望の先生(他科からのダブルボード取得目的の先生も大歓迎です)
集中治療専門医取得希望の先生
(専門医取得目的でない常勤医の先生は随時募集しています。救急・集中治療に興味をもっていただければ専門は問いません。)
当院の特徴:
当院は2024年3月に開院したばかりですが、前病院(新潟県立燕労災病院)時代の実績で救急科専門医研修・基幹施設を取得済みです。集中治療科専門医研修・協力施設(基幹施設:新潟市民病院)にも認定されました。
救急科に所属していただき研修を受けいていただきます。
開院6か月で地域内の救急患者が当院に集約しており、連日20~25台程度の救急車受け入れを行っています。ICUは重症度の高い患者さんの診療割合が増えており、重篤なショック症例、人工呼吸器、血液浄化法、心肺蘇生後、ACS後、重篤な心不全管理、外傷などを多数経験しています。
ECMOはV-V、V-Aとも施行可能となりました。ECPR1件、無事社会復帰されました。IMPELLAは導入していません。心臓血管外科手術/重篤な脳外科手術は行っていません。
臨床実績は増えているものの、まだ成長過程の施設です。On the job trainingとともにZOOMやYouTube限定公開動画なども利用し日々勉強会を行い知識・技術の向上に努めています。
現在救急科のメンバーは、常勤医7名、NP1名、病院救急救命士3名で、初期研修医/NP研修/特定行為看護師研修/救急救命士研修の方々が適宜メンバーに加わります。
勤務形態:
変更労働時間制を採用し、週40時間、(そのうち夜勤(17:15~翌10:15):月3回、遅番(12:00~23:00)勤務:月3回)が基本ですが、若干基本給を減らし、夜勤免除としたり、週4日(32時間)勤務への変更も可能です。みなさまのライフスタイルに柔軟に対応いたします。
業務内容:
ERとICUの診療および、一般病棟入院の救急科患者さんの診療、RRSの対応を行います。
学問・教育内容:
臨床に追われるだけでなく医学の進歩への貢献できるようがんばっています。昨年度(燕労災病院救急科名義)は、英文雑誌への症例報告1篇、国内雑誌の症例報告2篇がアクセプトされました。今後は前向き研究立案や多施設研究にも積極的に参加します。
前述のごとく、院内での救急・集中治療関連の勉強会、地域内救急救命士教育を行っています。地域MCの立ち上げ・運営にもかかわっています。
最後に:
上記のごとく研修をバリバリ行うことも可能ですが、みなさまそれぞれ人生の優先度が違います。現時点では家族を優先する、勉学を優先するなどさまざまです。みなさまの人生プランにあった研修にフレキシブルに対応いたします。
また、いい意味で田舎の病院ですのでオフの日は自然を満喫できます。救急科主催のキャンプ企画などもあります。基本のどかな感じで診療を行っています。
専門医研修目的でなくとも、すでに専門医取得で数年間子育てに重点を置きたい、自然の中で心を癒したい先生など、当院に興味をもっていただいた先生にぜひ見学だけでもきていただけるとうれしいです。
連絡先:
このブログの下段のリクルートサイト・見学希望ボタンから連絡先に飛びます。ぜひお待ちしております。
救急科専攻医学年(医師3年~5年相当+ダブルボード専攻)の先生が6名、2024年4月から新病院で働いていただけることとなりました。そこで、救急科中堅~指導医クラスの先生も絶賛募集中です。医師教育を熱心にしていただける先生、ぜひブログ下にあるお問い合わせフォームからご連絡ください。