県央基幹病院 ICLSコース開催
休日に皆様お疲れ様です。運営チームの皆様もありがとうございます。
皆様初めまして。済生会新潟県央基幹病院(通称:県央基幹病院) 救急科 新田正和です。
2024年3月1日開院の 済生会新潟 県央基幹病院ER (KENOH ER)・重症系病棟(KENOH ICU)の運営にかかわっています。
まだ救命救急センターを名乗ることはできませんが、いずれは救命救急センターを設立させます。それまでの軌跡をこのブログで紹介します。
休日に皆様お疲れ様です。運営チームの皆様もありがとうございます。
KENOH ICUメーリングリストにECMO勉強会動画 Uploadしましたのでご覧下さい。県央基幹病院関係者の方でメーリングリスト希望の方は新田までご連絡いただくか、ER・ICU課長さんにお伝えください。
現在ER診療において、すべての時間帯を救急科医師が カバーできていません。平日日勤はすべて救急科医が勤務していますが、例:7月の夜間休日は40コマ中18コマは救急科医がシフトに入っていません。特に土日・祝日は患者さんが非常に多く、シフトに入っていただいた先生方のがんばりで成り立っています。ありがとうございます。以下が皆様の頑張りの結果です。救急科メンバーを早く増やして、皆さんの負担を減らせるように頑張ります。
救命救急センター化・ICU/HCU加算取得をめざし、診療実績中間報告をまとめているところです。
ICUは先週末と打って変わり落ち着いています。ただし患者さん重症度は高く、引き続き患者さんの早期回復を目指しみんなで頑張ります。明日からのECMO勉強会もぜひご参加ください。
ICUの患者さんの重症度があがり、ECPR、V-V ECMO適応症例がでてきました。
梅雨のあいまの青空。今日もICUは満床近くでがんばっています。
ICUは満床近い中、患者さんが早く良くなるよう、みんなで頑張っています。
スノーピーク、キャプテンスタッグ、ユニフレーム、ベルモント、モチヅキは入っていましたが、村の鍛冶屋とバンドックは入っていませんでした。少し残念。
昨日ICUの開かずの外窓が清掃業者の方にきれいにしていただき、写真もすごくきれいに撮れるようになりました。
週末からの多忙なICUがひと段落ついたところでの夕日です。ただしERは多忙なままです。新潟・長岡地域とも受け入れ病院乏しいため、皆様事故や健康に気を付けてください。
みなさま水分補給、日陰での休憩を意識的にとって熱中症予防しましょう。
来週土曜日の以下学会で、当院救急科を代表して病院救急救命士の志田さんがパネルディスカッションで発表してきます。ご興味ある方はぜひご参加下さい。(新田は留守番します。)
写真見づらいですが、シラサギが多数田んぼに飛来中。本日はここから30分のSnowPeak HQで雪峰祭が開催されており多数県外の車が周囲を走っています。
田んぼの稲もそだってまいりました。
ICUからも弥彦山、越後平野の水田、(県央のモンサンミッシェル(新田命名))が見れます。癒されます。
当院重症患者病棟(4B)が来る6月1日に、集中治療科研修協力施設に認定されることとなりました。当施設の救命救急センター化に一歩前進いたしました。
済生会新潟県央基幹病院 救急科 令和7年度(2025年)救急科専門医、集中治療専門医取得研修コースのお知らせ
対象:
救急科専門医取得希望の先生(他科からのダブルボード取得目的の先生も大歓迎です)
集中治療専門医取得希望の先生
(専門医取得目的でない常勤医の先生は随時募集しています。救急・集中治療に興味をもっていただければ専門は問いません。)
当院の特徴:
当院は2024年3月に開院したばかりですが、前病院(新潟県立燕労災病院)時代の実績で救急科専門医研修・基幹施設を取得済みです。今年度中に集中治療科専門医研修・協力施設(基幹施設:新潟市民病院)認定予定です。
救急科に所属していただき研修を受けいていただきます。
開院2か月ではありますが、地域内の救急患者が当院に集約しており、連日10~20台程度の救急車受け入れを行っています。ICUは重症度の高い患者さんの診療割合が増えており、重篤なショック症例、人工呼吸器、血液浄化法、心肺蘇生後、ACS後、重篤な心不全管理、外傷などを多数経験しています。
ECMOに関しては現在医師・看護師・CE含め訓練中であり今年度前半での臨床利用を予定しています。IMPELLAは導入していません。心臓血管外科手術/重篤な脳外科手術は行っていません。
臨床実績は増えているものの、まだ成長過程の施設です。On the job trainingとともにZOOMやYouTube限定公開動画なども利用し日々勉強会を行い知識・技術の向上に努めています。
現在救急科のメンバーは、常勤医8名、NP1名(+6月までNP院内ローテート1名)、病院救急救命士3名で、初期研修医/NP研修/特定行為看護師研修/救急救命士研修の方々が適宜メンバーに加わります。
勤務形態:
変更労働時間制を採用し、週40時間、(そのうち夜勤(17:15~翌10:15):月3回、遅番(12:00~23:00)勤務:月3回)が基本ですが、若干基本給を減らし、夜勤免除としたり、週4日(32時間)勤務への変更も可能です。みなさまのライフスタイルに柔軟に対応いたします。
業務内容:
ERとICUの診療および、一般病棟入院の救急科患者さんの診療、RRSの対応を行います。
学問・教育内容:
臨床に追われるだけでなく医学の進歩への貢献できるようがんばっています。昨年度(燕労災病院救急科名義)は、英文雑誌への症例報告1篇、国内雑誌の症例報告2篇がアクセプトされました。今後は前向き研究立案や多施設研究にも積極的に参加します。
前述のごとく、院内での救急・集中治療関連の勉強会、地域内救急救命士教育を行っています。地域MCの立ち上げ・運営にもかかわっています。
最後に:
上記のごとく研修をバリバリ行うことも可能ですが、みなさまそれぞれ人生の優先度が違います。現時点では家族を優先する、勉学を優先するなどさまざまです。みなさまの人生プランにあった研修にフレキシブルに対応いたします。
また、いい意味で田舎の病院ですのでオフの日は自然を満喫できます。救急科主催のキャンプ企画などもあります。基本のどかな感じで診療を行っています。
専門医研修目的でなくとも、すでに専門医取得で数年間子育てに重点を置きたい、自然の中で心を癒したい先生など、当院に興味をもっていただいた先生にぜひ見学だけでもきていただけるとうれしいです。
連絡先:
このブログの下段のリクルートサイト・見学希望ボタンから連絡先に飛びます。ぜひお待ちしております。
救急科専攻医学年(医師3年~5年相当+ダブルボード専攻)の先生が6名、2024年4月から新病院で働いていただけることとなりました。そこで、救急科中堅~指導医クラスの先生も絶賛募集中です。医師教育を熱心にしていただける先生、ぜひブログ下にあるお問い合わせフォームからご連絡ください。